2代目社長も懸命ブログ

はじめまして、初投稿です。

はじめまして。
西谷工業2代目、堀之内啓二です。

今日からブログを書き始めることにしました。

お客様や地域の皆さんに
「どんな人が会社をやってるの?」
「どんな思いで工事してるの?」
そんなことを少しでも知っていただけたらと思い、更新していきます!

このブログでは、

・現場の様子
・リフォームに役立つ情報
・社員の紹介や出来事
・個人的な趣味や日常

そんなことを、ゆるく、でも真剣に書いていきます。

“これからも安心して任せて頂ける西谷工業へ。”

その想いを胸に、これからも努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

冬季休業のお知らせ

 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


誠に勝手ではございますが、12月30日(土)より1月3日(木)までの間冬季休業とさせていただきます。


ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

連休期間中に頂きましたメールへのご返答は、1月4日(木)以降に、順次行ってまいります。


ご返答までに少しお時間をいただく場合がございますことを予めご了承下さい。

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

有限会社 西谷工業
スタッフ一同

お盆休みのお知らせ

いつも西谷工業をご利用いただき誠にありがとうございます。

 

西谷工業は 8月13日(日)~8月17日(木) の間はお休みさせていただきます。

休業中のお問い合わせは、24時間受け付けのメール、もしくはFAXをご利用ください。

なお期間中いただきましたご返答に関しましては8月18日(金)以降に対応させて頂きますので予めご了承下さい。

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

フリーダイヤル

0120-55-1152

メールにてお問い合わせ

https://www.55-1152.jp/contact/

相 見積もりで塗装優良業者を探す方法

 

鹿児島も桜も散り、少し暖かさがましてきました。

 

日中は暖かさというより、少し暑いと感じるかもしれません。

 

それでも、空気はまだカラっとしていますので、汗をかくほどの感じでもありませんよね?

 

まあそうなると、暑くなる前に塗装をしようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

まあ外壁屋根塗装は生涯にわたってそうそうするものでもありません。

 

多くの方は、15年くらいの周期で塗り替えることになると思います。

 

 

そうなると塗装の専門知識を持った方って数が少ないと思います。

 

実際工事が始まってみると、どんな作業工程をやっているのか、どんな塗料を使用しているのか、あと何日かかるのか。

 

明日は職人さんが作業に来るのか、家をはなれて空けることもできないのか?

 

もう分からないことばかりだと思います。

 

そんな状態だと、手抜き工事をされたって気づけるはずもありません。

 

むしろそんな知識が不足しているお客さんを守るために、専門知識をもつ業者がお客さんの不安を補って正しい工事方法の提案をしてあげる。

 

これこそが真の業者、優良業者として本来あるべき姿です。

 

そんな優良業者とは、どうやって見つければいいのでしょうか?

 

優良業者の出会うポイントを一緒に見ていきたいと思います。

 

 

説明が分かりやすい

業者というのは我々よりも、当然専門知識を持っています。

 

依頼する我々は当然専門知識などない、素人です。

 

それでも素人に分かるように、専門用語を使わず分かりやすいように説明する業者をお勧めします。

 

我が家の屋根や外壁がどんな状態で、そのためどんな工事をすればいいのか?

 

素人でも分かるように、どんな工事工程を行い、どのような塗料を使用する必要があるのかを詳細に丁寧に説明してくれる業者は。

 

信頼における業者と考えていいでしょう。

 

詳細な見積書を提示してくれる

ここは結構重要な部分です。

 

まず、数社だいたい、3社くらいの見積を取るようにしましょう。

 

これは安くすませるためではなく、おおまかな相場や施工法を知るためです。

 

工事に必要な材料の種類や適切な量、乾かす時間は、材料の種類によって変わりますが。

 

すべてある程度の共通した規定があります。

 

見積書に計算された塗装面積は、事前の調査でしっかりと出されているのですから。

 

ある程度しっかりした数字や、費用は具体的に計算され、提示されているはずです。

 

それでも明らかに安い、おおざっぱな記載しかない場合は、手抜きをされる可能性が高いと考えましょう。

 

 

塗装工事の値段は、塗装する面積、材料費、足場代、職人の日当と相場が決まっております。

 

明らかに安い場合は、作業工程を減らして日数をごまかす、材料をごまかす、または希釈して薄く塗る、乾燥時間を短くとる、塗る面積を曖昧にすれば安くすることができます。

 

そのため、見積書の中にも「屋根塗装一式」などと、おおざっぱに書かれている場合は、怪しいと考えていいでしょう。

 

 

優良業者の場合は、見積書の中に外壁屋根面積、作業工程、使用する塗料の品名、単価、塗装回数などを詳細に記載されているものです。

 

 

こういった見積書は、専門知識のない施主さんでも、分るように提示されています。

 

なのでしっかりとした見積書が出されているかチェックすることが、優良企業を見抜くポイントになります。

 

有資格者の在籍が多い

一言で塗装業者やリフォーム業者といっても、多くの企業があります。

 

その多くある塗装業者やリフォーム業者の業者登録は、かなりアバウトな状況です。

 

総額500万円未満の工事だけをするのであれば、建設業許可などを取る必要がありません。

 

そんな状況だから、悪徳業者もはびこっているのが今も変わらず、ずっと変わらない現状だと言えるでしょう。

 

 

そんな悪徳業者は、資格を有してまで、業務に取り組もうとはしないはずです。

 

それにはなんのメリットもありませんからね?

 

しかしそんな曖昧な業界だからこそ、しっかり資格を有した人員を入れたり、教育を施すことによって。

 

 

専門技術や知識の向上を目指し、お客さんに還元したいという気持ちの表れだと考えております。

 

そして資格を有するにはある程度の労力を必要とします。

 

そんな苦労をして資格を取った人たちが、ズルやごまかしたりするとは考えにくいのではないでしょうか?

 

まず、自分のスキルや知識の向上のために、資格を取ったのですから、そういった社員を多く集めている業者は、優良業者のポイントになると考えていいでしょう。

 

そこで屋根塗装の場合の主な資格をご紹介します。

 

・建築士(一級・二級)

・施工管理士(一級・二級)

・塗装技能士

・雨漏り診断士

・外壁診断士・外壁アドバイザー

・外壁劣化診断士

 

などがあります。

 

創業年数・年間施工数などの実績や数字

業者を選ぶときに見るポイントとして、この辺の数字を見るようにしましょう。

 

年間どれくらいの工事数を請けている業者なのかを知るようにしましょう。

 

あと創業年数も大きな基準となります。

 

これら二つの数字は、当然ですが、豊富な経験と技術力を持っていることが期待できます。

 

また創業年数は、地域の結びつきによって長く事業を営んできたという、保証にもなります。

 

これはかなりの確率で、地域に密着して活躍できたという安心材料としても考える基準となります。

 

現在はインタネットの普及によって、気になる業者の口コミも、簡単に知れるようになりました。

 

このような時代は、すぐにネットで評判や口コミが広がり、悪質な業者はすぐに仕事依頼が減り、地域に根差して商売ができなかったり。

 

すぐに活動エリアを移さなければならないようになったり、地域に定着できづらくなっていることが多いのです。

 

なのでこのような創業年数や年間施工件数という数字は、業者の安定した信頼の数値として考えてもいいでしょう。

 

ここまで説明してきた業者の選び方は、優良業者の選び方の基準になるでしょう。

 

このようなことを踏まえて、ぜひ3社ほどの見積を取って、しっかりと検討してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根・外壁・雨漏り、気になる修理費用は?

 

あなたが年を取ると、家だって同じように年を取ります。

 

多くの家のトラブルの症状は。

突然急に起きたトラブルと。

そのトラブルがだんだんと肥大化してきて、にっちもさっちもいかなくなっていよいよ観念と、相談いただくケースとの2種類のケースが多くをしめています。

そしてお問い合わせいただく多くの住宅トラブルの原因が、屋根や外壁の痛みによるものなのです。

 

実はその問題の発祥の原因は、外壁の汚れ、色あせ、傷が目につくも、「まだいいか・・」と長く放置していることで深刻化させてしまいます。

 

トラブルが急に発生してしまってからのお問合せは、雨漏りなど。

目に見えて分かる場合がほとんどです。

 

ただそのような場合は、「雨漏りの場所を突き止めて、はい止めるだけ」という簡単に行かない場合も多く。

他の部位の修繕をしなければならず、予想外の工事費用がかかってしまうこともあります。

 

 

外壁の経年劣化の症状

 

まずはここで多くの外壁や屋根に現れる劣化症状の事例を一緒に観ていきましょう。

ここでご紹介する事例は、放置するとゆくゆく大きなトラブルになっていきますので、できるだけ早期の処置をおすすめします。

ひび割れ(クラック)

 

ひび割れの原因は寒暖の温度変化の建物の収縮や、乾燥による縮みや地震による衝撃、塗装だけの劣化している場合などがあげられます。

 

そしてこのひび割れの深刻度を判断するのは、ひび割れの幅と深さで外壁の状態をチェックしていきます。

 

幅0.3mm以下のひび割れ

強い衝撃でできたひび以外は、この髪の毛のような小さなひび(ヘアークラック)から発生して、ドンドン大きく深いひびになっていきます。

あまり緊急性は高くないですが、そこからだんだんと塗装がはがれていく可能背が考えられます。

この状態なら、何かのタイミングを見て塗ることを考えてもいいでしょう。

 

幅0.3~1mm以下のひび、深さ4~5mm程度

このくらいからひびに深さが出てきます。

深さがあるひびは、「構造クラック」とよばれる建築物の壁や基礎部分に生じるひび割れの一種ということも考えられます。

外壁内部のひずみによるサインかもしれません。

大きなひびをそのままにしていると、そのひびから水が入り込み、内部を腐らせ雨漏りの原因になったり、梅雨時期になってくるとシロアリの侵入口になってしまうため、補修を必要とします。

 

幅1mm以上のひび割れ、段差あり

これは「構造クラック」が進行していると考えられます。

ここまでくると、内部までの破損の進行が進んでいます。

専門業者に調査と補修をお願いしてください。

 

浮き・剥がれ・反り

 

 

外壁の塗装の塗膜や下地の表面が気泡のような破けや浮き、剥がれがある場合は、外壁内部のトラブルが考えられます。

塗装と下地の間などに雨水などが入り込んでいたりします。

 

さらに進行が進むと、下地の痛みから破片が落下するなど近隣に迷惑をかけることがあります。

 

さらに状態を放置すると、広範囲に壁の内部の痛みが生じ、大掛かりの工事になる場合があります。

 

まずは業者に相談して、現状と原因を把握して早めの処置をしましょう。

 

屋根の劣化症状

普段の生活において、常に家の屋根の状態を見る機会はなかなかないと思います。

それでも家の中では屋根は最も重要な部分であり、むしろ外壁よりも大切な場所となります。

そして屋根は普段から紫外線や雨や熱等の厳しい自然環境の影響を最も受けやすい場所です。

小さな屋根のトラブルをほっておくと、いずれ大きなトラブルとなって返ってくる重要な場所です。

いくら家の中をリフォームしてきれいにしていても、雨漏りのする家だともともこうもないですよね?

屋根のトラブルの多くは、家自体の構造部分に関わってくる部分なので定期的な点検を心がけるようにしましょう。

色あせ

比較的早い段階から出てくる症状です。

すべての屋根のトラブルはここから始まると言っても過言ではありません。

まず屋根は見た目で判断できます。

色が薄くなってきている、白っぽく見える、色あせて見えたり、くすんだ色に変化します。

これは塗装の塗膜の保護力が失われ出しているサインになります。

この塗膜の保護力が低下したり失ってしまうと、さまざまなトラブルに起因していきます。

 

コケ・カビ

塗膜の保護力の低下によって、日が比較的に当たりにくく影が多い北側は特にコケやカビが発生してきます。

コケやカビはほっておくと胞子によって広範囲にドンドン繁殖していきます。

見た目の清潔感や美観を損なうばかりか、さらに塗膜の保護力低下を促進させる原因にもなるのです。

 

ひび割れ

やはり多くの破損の原因は、塗膜の保護力を失うことで、屋根自体の素材自体の破損につながっていきます。

屋根のこういった破損は当然ですが、屋根素材に特別な自然治癒力など備わっておりませんので、最初はどんなに小さなひび割れでも次第に大きくなっていき、ひどくなってくると屋根のズレの原因にもなってしまいます。

このような屋根のズレや破損やひび割れは、雨水が屋根の中の侵入の原因になりやすく。

多くの場合は、雨漏りしてからやっと屋根の破損に気づく場合がほとんどです。

剥がれ

塗装の塗膜が剥がれ、屋根の素材がむき出し状態に。

このような状態になるとすでに塗膜の保護力は失われており、屋根材下にある防水シートがむき出しになっていることもあります。

これは明らかに雨漏りの原因になります。

普段は雨漏りしないが、大雨や台風など、ある角度で雨水が当たると雨漏りすることも。

雨漏りの発生はすぐに処置をしないと、屋根の下地や家の中の腐食を進め、ひどくなるとものの形をくずしていきます。

 

警告!外壁屋根を放置してはいけない、恐ろしい3つのトラブル

ここまで様々な外壁や屋根のトラブルを見てきました。

 

ただ最初は小さな気づかないものから始まります。

「そして「まあ小さなび割れだし、まだ大丈夫でしょ」と多くの方は、ないがしろにしがちですが。

 

これらの小さな合図を、ずっと放置しておくと、ゆくゆく大きな代償としてかえってくる、起こりえる3つの恐ろしいトラブルを紹介します。

 

①雨漏りの原因に

 

あなたのお住まいで一番厄介なトラブル。

それは雨漏りです。

 

雨水は先ほど説明したヘアクラックのような、髪の毛くらいの小さなヒビ割れでも、家の中に侵入することがあります。

ただ外壁や屋根の中には、防水シート等の層があって、雨水が建物の中に侵入したとしても、二段構えで防いでくれています。

さらに壁や屋根の外からは、塗装で雨水の浸水を防いでくれています。

 

しかしその塗装の膜が保護効果がなくなると、屋根や壁の下地に直接ダメージが及んでしまいます。

それがひび割れや下地の痛みの原因になってしまうのです。

早めに処理をしておきましょう。

 

②2次災害(シロアリ発生・カビ発生)の原因に

 

シロアリの一番の大好物は何かご存じでしょうか?

実は腐った木なんです。

木造住宅というのは、侵入した雨水が内部に湿気をもたらし、木が朽ちて、シロアリを寄せ付ける原因になります。

シロアリに一度、巣をつくられてしまうと、シロアリ駆除となったら膨大な費用がかかることがあります。

なぜならばシロアリは容赦なく家の構造体を食べることもあります。

そうなると家が倒壊してしまう可能性がありますし、家の傾きの原因や、耐震性もそこなう可能性があるので、大きな工事になってしまう可能性があります。

 

さらに家の内部の湿気は、カビの発生を起こす場合もあります。

カビは、アレルギーやぜんそくなどを引き起こしてしまう原因になってしまいます。

大切な家族の身体に悪影響を及ばさないためにも、気を付けておきたいところです。

 

③全体修繕か建て直しか

 

前述したヘアークラック0.3mmくらいのひび割れなら、場所によっては自分でも補修することは可能です。

ただそのまま放置すると、どんどんと家の痛みは広がっていきます。

さらにそのひびや痛みからシロアリや雨漏りが発生してしまうと、プロに頼まなければなりません。

これらも早々の対応であれば、わずか数万円ですんでいた修理費が、時間の経過によって数十倍に費用が跳ね上がる恐れがあります。

場合によっては、全体補修や構造体の補修、最悪、建て直しという最悪な結果になるかもしれません。

とにかく甘く見ていると、家の構造体に影響を与えてしまい、寿命が短くなるかもしれません。

 

雨漏りに気を付けて

私たちが想像する雨漏りは、家の中に水のしずくがポタポタと落ちて、洗面器などに水をためる、そんなイメージだと思います。

 

雨漏りは、ポタポタと水滴が垂れてきたときは、症状の末期症状が出ていると覚悟しましょう。

つまり雨漏りとは、家の内側に雨水が侵入しているサインとなるからです。

雨漏りは、実際経験してみると、かなり怖いと動揺してしまいますが。

一旦落ち着いて、しっかりと処理をするようにしましょう。

万が一あなたの家で雨漏りを確認したら、雨漏りからの2次災害を避けるために、まずは速やかにご自分でできる処置をしましょう。

 

なかなか専門知識を有していない限り、適切な処置ができないのですが。

 

まずは落ちてくる水滴を給水シートで吸い取り、バケツなどで水滴を受け止めます。

天気の様子を見て、屋根の上にブルーシートを敷いて覆うといった程度に限られます。

 

この範囲を超えて素人が処理をしてしまうと、かえって被害を深刻にさせることもあります。

まずは、ポタッときたら、速やかに処置をして、すぐに専門の業者に問い合わせをするようにしましょう。

 

弊社西谷工業は、雨漏り119という、雨漏りを100%止めるという、雨漏り日本一の専門の業者です。

何かありましたら、お気軽にご相談ください。

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

 

西谷工業、新町がお伝えいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【保存版】外壁塗装の工程や日数、内容を徹底解説

雨樋塗装中

困る・・うちの工事が一体いつ終わるのか分からない・・

 

 

現在、塗装工事を頼んだ、もしくは頼もうとしているあなたが、金額以外にきっと知りたいこと・・

 

実際の塗装工事はどれくらいの日数やどのような工程で工事が進んでいるのか、工事中の状況を本当に知りたいものですよね?

 

はたまた今日は業者さんは家に来て作業するのか、来ないのか分からないと、本当に困りますよね。

 

なんか業者に一度工事を頼んだら、当たり前のことかもしれませんが。

 

業者さん任せに工事が勝手に進んでいっている感じまでしてしまいます。

 

住んでいる私たちの構える間もなく、ドンドンと勝手に進んでいく家の工事、あとどれくらいかかって、どの工程で今どれくらい進んでいるのか分からない・・

 

今回プロである西谷工業の新町が、これらの疑問をあなたにお応えします。

 

この記事を読み進めると、あなたはまるでセミナーを受けているかのように。

 

実際の工事の流れで、今工事はどの段階なのか。

 

今この工程だから、あとどれくらいの日数がかかるのか。

 

まるで手に取るように、あなたは理解することが出来ます。

 

また、なぜそのような工事が行われているのかまでも、分かるようになります。

 

ご興味を持たれている方は、ぜひ、このまま読み進めていってください。

 

実際の外壁塗装の工程と日数は何日かかるのか?

 

それでは大まかな外壁塗装の日数はどれくらいかかるのかを説明したいと思います。

 

まず結論から先に申し上げますと。

 

外壁塗装の大まかな施工日数は、延床面積30坪のお家を丸ごと塗装した場合で10~14日くらいとお考え下さい。

※ちなみに延床面積とは、建物各階の床面積の合計のことです。

後付けになるような、ロフトやバルコニーなどは含まれません。

 

もちろん各工程は、現場状況や家の状態や細かい箇所等、また天候によって異なってくることもあります。

例えば、工事期間に雨が二日降ったなら、その間は、工事に入れませんから、その雨の日を加算して考えるということですね。

 

今回は通常の外壁塗装をやった場合に加え、さらに屋根の塗装、ベランダの防水工事、シーリング工事等、全部の工程をやった場合を考えていきたいと思います。

「いやウチは、壁しか塗らない。」

「ウチは、屋根だけしか塗らない。」

 

そんな場合もあるかと思います。

 

そんな場合は、現在のあなたの家の状況に合わせて、いらない工程の工事は、その工事自体を省いて考えていただければ、だいたいの日程のイメージがつかめると思います。

 

外壁塗装する場合の大まかな工程の流れ(10~14日くらい)

 

まず、大まかな塗装工事の流れはこうです。

あなたのお家を丸ごと塗装する場合の工程は、以下の通りです。

 

足場組立工事⇒下地の確認や処理⇒シーリング工事⇒高圧洗浄⇒養生⇒さび止め、ケレン⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗り⇒付帯部塗装⇒確認、清掃、養生撤去⇒完了検査⇒足場解体工事⇒引き渡し⇒請求書⇒お支払い

 

こういった流れとなります。

 

また、先ほど申し上げた通り、作業によっては同時進行する工程もあるため、少し工程は前後する場合もあります。

 

また業者によっては作業順番や職人の人数等が対象変わることもあるので、少し工程が前後する場合もあります。

 

それでも基本は、だいたいこの流れだと思ってもらえれば結構です。

 

それでは外壁塗装をする場合において、それぞれの工程を流れに沿ってどれくらいの日数がかかるのかを観ていきましょう。

1.工事着工前近隣挨拶 【作業日数0.5時間】

 

 

まず工事着工前に、近隣の挨拶をします。

 

どうしても知らない業者が出入りする、足場工事などの騒音や屋根の上に登っての作業など、近隣の方々にもなにかとご迷惑をかける恐れがあります。

 

そのため工事が始まる前に事前報告をしておくことで、近隣のトラブルを防ぐことができます。

 

何日に足場工事を行い、騒音や大きなトラックが停まる予定日や。

 

または高圧洗浄をするときの洗濯物の注意など、あらかじめ日程などを事前に報告することで、大きなトラブルを防ぐことが出来ます。

 

このように近隣挨拶は、ご近所の今後の付き合いを見据えて考えると、気持ちよく挨拶ができる関係性が断然いいですよね?

でも近隣の挨拶は、気を使うし、めんどくさいものですよね。

ただこのような近所への挨拶は、施主様であるあなたが直接するか、もしくは業者自身がサービスの一環として、施主さんに変わって行っている業者もあります。

 

自分でおこなうのが面倒くさいと思われる方は、そういった近隣の挨拶を代行してくれる業者も、工事依頼の基準にしてもいいでしょう。

 

2.足場組立工事(足場・メッシュシート) 【作業日数1日】

 

足場をしっかり組み立てなければ、足元が安定しないため安全面を含め、塗装工事の施工内容にも大きく影響を及ぼします。

また通行人や近隣の安全や作業を円滑に進める為、しっかりと足場を組みます。

この工程のときは、鉄を叩く「カンカンカン!」というような騒音が出ます。

足場組立後に、メッシュシートの取り付けも行います。

これは、風圧により支柱への負担を軽減できます。

また防炎性や飛来落下防止効果の安全性や、高圧洗浄の水や古い塗料や汚れが近隣に飛び散らないように汚れを保護するためのものです。

 

3.外壁屋根下地の劣化状況の確認と補修・シーリング工事 【作業日数2~4日】

下地の劣化状況の確認と補修

 

現場調査の際にも行いますが、高圧洗浄を行う前にも再度、下地の状態をあらかじめチェックして、問題がある場合は後で補修を行います。

よくある劣化は破損やひび割れなどです。

下地のダメージがひどい場合は、写真のように打診棒を使い、外壁を叩いて、壁の浮きなどによる空洞音の確認や、ひび割れや破損を丁寧に確認して補修をしていきます。

下地の状態を確認しないまま高圧洗浄をしてしまい壁が壊れたというトラブルがおきやすいためです。

シーリング工事

 

また、外壁がサイディングの場合で、先打ちの場合は、この工程でシーリング(サイディング同士のつなぎ目のコーキング)補修を行います。

シーリング工事とは、「線に対してする防水工事」のことです。

サイディングの継ぎ目や壁と窓の接着部分などの線に対して、水が入らないように線上に防水をしていきます。

メンテナンスの理由として、シーリング材はゴムと同じ弾力性と収縮性を持っています。

このシーリング材は、わずかな家のズレや動きに対してもゴムのように収縮し、ある程度の変化でも強度を保つことにより、水の侵入を防いでくれます。

しかしシーリング材はある程度伸びに耐えますが、古くなると劣化した輪ゴムのように、プチッともろく切れてしまいます。

そのため劣化してくると固くなったり、ヒビや割れによって防水の機能を果たせくなると、外壁の中に水が入り、雨漏りや建物内の腐敗等の原因となります。

そのためシーリング劣化は、打ち替えなどのメンテナンスが必要となってきます。

また、シーリングのもう一つの働きは。

その伸縮性する特性を生かし、寒暖などによる家の伸縮やズレのショックを吸収して、家を守ってくれるという働きを持つ大切な部分です。

主な材料は。

・不定形シーリング材

施工時に粘着性のあるペースト状のシーリング材のことです。

 

・1成分形シーリング材

あらかじめ施工に供する状態に調整されているシーリング材です。

空気中の水分や酸素と反応して硬化します。

 

・2成分形シーリング材

施工直前にシーリング材に硬化剤を調合して、練り混ぜて使用するシーリング材のことです。

シーリング材の主成分が硬化剤の成分と反応して固まる反応硬化形とよばれているシーリング材になります。

高圧洗浄前のシーリング工事によって、サイディング同士の継ぎ目を止めることにより。

高圧洗浄時による家の中の浸水をあらかじめ防ぐことを目的としています。

 

・ガスケット

ガスケットはハウスメーカーで多く使用されている目地材になります。

外壁の柄や模様に合わせて成形されている板の継ぎ目に使用されるゴム製の素材です。

メンテナンス方法は、建てたハウスメーカーにお願いしガスケットの交換する場合と。

 

または古くなったガスケットを撤去してシーリングを打ち直す方法があります。

 

4.外壁屋根高圧洗浄 【作業日数1~2日】

高圧洗浄で、外壁や屋根に付いた汚れや古い塗膜を高い水圧で落として、家の下地と塗料の結着を高める作業になります。

 

その後、しっかりと乾燥させるため1日をかけてしっかりと乾燥させます。

少しでも濡れた状態で塗装をすると、剥がれなどの原因になるので、しっかりとした乾燥期間を必要とするからです。

そのため高圧洗浄後の次の日は、場合によっては一日工事を休ませていただくことがございます。

 

5.養生・付帯部 【作業日数0.5~2日】

いよいよ塗装工事といきたいのですが。

塗装に入る前には、ペンキが付着してはいけない場所、車、地面の床、窓、アルミサッシ、植物などに、ビニールやテープ、マスカーを使用することで養生による保護をほどこします。

この工程は、塗装の仕上がりや工事による汚れの事故などに大きく影響しますので。

しっかりと養生し、塗装による汚れをしっかりと保護するようにします。

 

6.肌合わせ・ケレンがけ・鉄部サビ止め、【作業日数0.5~2日】

肌合わせ

 

肌合わせとは、下地補修で下地のひび等を補修した場合に、凸凹にならないように塗装面を平らにする作業です。

建物自体は長い年月によって寒暖の変化により、何度も収縮を繰り返します。

その建物自体の収縮の繰り返しや経年によって壁にヒビが入ります。

また塗装の塗膜の剥がれなどで段差が付くことがあります。

 

そのようなヒビや塗装の剥がれを左官補修をして平面に整えることで、周囲の外壁と同じように整え、補修跡を目立たなくさせます。

この作業を肌合わせと言います。

 

補修ひとつにおいても、そのまま補修跡を残して塗装してしまう場合と比べ。

防水効果や工事の耐久性、美観的な要素も考慮して塗装するかで工事の仕上がりすべてに関わる作業です。

 

ケレンがけ

 

次はケレンがけです。

ケレンがけは下地処理のことです。

主に下地処理をする理由は。

1. 塗装する下地についているホコリなどを除去する

2. 塗装する面にペーパーなどを使用してキズをつけ、塗料と下地の密着を良くするため

① 木部では、木材のケバ(ザラザラ)等を除去

② 鉄部では、サビ・溶接のカス等を除去

こういった意味でしっかりと下地処理をおこないます。

 

さび止め塗布

 

下地処理をおこなったら、いよいよ塗料を塗っていきます。

 

まずはさび止めを塗っていきます。

 

さび止めとは、下地の鉄部からさびを出にくくする鉄部下地に塗る薬剤ことです。

錆の原因は、空気中の酸素と水が主たる原因になります。

 

錆のメカニズムは、一部の金属に水と酸素が触れると金属の電子を失い、「酸化」という化学反応を起こします。

このように環境中の酸素や水の反応を起こして金属が変化したものが錆となるわけです。

そしてさび止めは、金属の下地表面に直接皮膜を形成し、錆の原因となる水や酸素を遮断・除去することで錆や腐食を防ぐ役割を持っています。

多くの塗料の4つの主要成分は、顔料・樹脂・溶剤・添加物を使用されていますが。

さび止め塗料は、隠ぺい性と塗膜強度が高く優れた防錆効果のある顔料を使用することで錆止め効果をもたせています。

 

さび止めを塗る場所は付帯部と呼ばれる、外壁についている、雨樋・幕板・雨戸・戸袋・笠木、などの鉄部やトタンの屋根などに下塗り前に塗ります。

 

7.外壁・屋根下塗り(サーフェイサー・シーラー) 【作業日数1~2日】

外壁や屋根の塗装工事を行う際には、下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて施工するのが基本となっています。

そして適切な乾燥期間を取りながら3回重ねて塗ることによって、外壁や屋根を紫外線や風雨から保護する丈夫な塗膜を形成していきます。

その中で、ここで説明するのは、いわゆる下塗りと呼ばれる工程のことです。

最近の塗料は、耐久性を考慮した過酷な環境下でも長く美しさを保つ高性能な塗料が出ていますが。

先に説明したさび止め同様。

どんなに高性能な塗料をいかに使用しようが、この「下塗り」と呼ばれる、シーラーやプライマー、サーフェイサーがしっかりしていなければ。

その本来得られる性能は発揮することができません。

 

このように下塗り塗料の役目は、下地と上塗り用の塗料の密着性を高め、塗料によってできる塗膜自体を強め、固くするという役目を持ちます。

さらにもろくなった下地の強化や、サビやカビの発生を抑制させるなど、様々な用途の目的で使われます。

 

そのため直接下地に塗る下塗り塗料には、たくさんの種類があります。

なぜならば下地の材質や状態、また上塗り塗料の性質によって、変わってくるからです。

家の塗装での下塗りで使われる材料は、主に3つあります。

1.プライマー

2.シーラー

3.サーフェイサー

 

1.プライマーは、プライマーは主になめらかでツルツルとした下地に使われる材料です。

プライマーの種類としては。

密着性プライマー

 

密着性プライマーとは、読んで字のごとく下地と上塗り剤との間に塗ることで、下地と上塗り剤の密着性を高める目的として使用されるプライマーです。

 

多くの場合は、この密着性を高めるための用途で使われる目的としてプライマーを使用しています。

 

防錆(ぼうせい)プライマー

 

主に鉄部や金属製の下地素材に、サビを抑える目的のために使用されます。

まれにかなりサビついて薄くなった鉄部など、ケレン作業(この場合はサビを落とす工程)が十分にできない時などはサビを抑えこむ機能があるため。

外部からサビを抑えこむためにに使用されるプライマーです。

 

●浸透性プライマー

 

浸透性プライマーは、下地に浸透する性質を持っています。

「下地が経年でボロボロで接着は大丈夫か・・」と下地が不安定な場合があります。

そんな時に役立つのが、もろい下地にしみ込んで固める「浸透性プライマー」です。

そのため浸透性プライマーは、主にコンクリートやモルタルなどの無機質系素材の表面強化のために使われる下塗り剤になります。

 

このプライマーが外壁の内部まで浸透することによって、上から塗る上塗り材が外壁に吸い込まれなくなり、さらにプライマーが内部から外壁を強化する効果があります。

 

劣化が見られない下地にも、耐久力を上げて塗装を長持ちさせる目的で使用されることがあります。

 

●伝導性プライマー

 

電気が伝わりやすい性質のことを「導電性」と呼びます。

一方、電気が伝わりにくい性質は「絶縁性」になります。

静電気で製品が故障する恐れのあるような精密機器を扱う工場や、静電気でホコリや汚れが吸着して火災や機械の故障を引き起こす恐れがあります。

 

そのため「伝導性プライマー」は、静電気に吸い寄せられてほこりが溜まりやすくなるため、電気を溜めにくい安全な環境を作るために塗られる下塗り剤になります。

伝導性プライマーを精密機器やフロア材に、導電性プライマーを下塗りしておくことで。

 

導電性が高くなり、静電気をため込みにくい安全な環境を作ることができます。

 

 

 

シーラー

「シーラー」の語源は英語の「seal」=「シールする・覆い隠す・塞ぐ・接着する」から来ているようです。

シーラーは下地の表面の細かいひび割れを補修したり、塗装面が上塗り材を吸い込むことを抑制し密着性を高める目的で、下地に直接塗られる下塗り剤塗です。

もし外壁にそのままシーラーを塗らずに下地に直接上塗り剤を塗ってしまうと。

外壁材が塗料を吸収によって、施工不良や色ムラの原因になってしまいます。

 

外壁塗装工事や屋根塗装工事を行うとき、塗装面と仕上げ塗料の接着が悪いと、塗膜が剥がれるなどの劣化が起こりやすくなります。

そのためシーラーを塗装しないと、高い耐久性や美しい仕上がりを実現できません。

 

シーラーにも複数の種類があります。

 

●浸透性シーラー

 

浸透力に優れていて、劣化した下地に奥深く浸透して下地を補強し密着性を高めます。

 

吸収性の高い下地材(ケイカル板・ALCパネル・モルタルなど)の場合に使用します。

●ヤニ止めシーラー

 

実はシーラーには、塗装面から出るヤニを抑制するという働きもあります。

家の素材はいろいろなもので造られていますが。

それぞれの素材は、ンクリート壁からアルカリが発生したり、木製、砂壁や繊維壁の壁からヤニやアクが発生したりするケースもあります。

 

ヤニ止めシーラーやアルカリ止めシーラーを使用することで、塗装面に汚れが染み出してきてしまうのを防ぐために使用します。

●カチオン系シーラー

 

カチオンシーラーは、耐アルカリ性や付着性が高い塗料です。

カビや藻の発生を防ぐ性能も高いうえに、下地に古い塗膜が残っている場合に使用したりと、コストパフォーマンス・作業性も便益性の高いシーラーです。

コンクリート壁、モルタル壁、スレート板、PCパネルなどに対して多く用いられます。

防カビ性や防藻性に優れた性質を生かして、内部でも外部でも使用できます。

 

カチオンシーラーには、ホワイトタイプと透明タイプの2つがあります。

 

 

サーフェイサー

 

 

「サーフェイサー」は、下塗りではなく「中塗り」にあたり、特に劣化が進んだ古い下地材によく使用されます。

 

前の記事(肌合わせ)で説明しました通り、塗装前に下地のひび割れや凹凸を修正しますが。

 

その時に凹凸が収まりきらない場合もあります。

その場合、何も処置なしに上塗りに進んでしまうと、下地の凹凸が浮き出てしまう原因になってしまいます。

美観的にもよくないですよね?

ここまで説明してきました、シーラーやプライマー等の下塗り完了後に、下塗り剤でカバーできなかった凹凸を補正するために、サーフェイサーを使用します。

 

上記のように、外壁下地材の凹凸が激しい部分を、シーラーやプライマーの下塗り剤を塗布した後、サーフェイサーで凹凸を滑らかにします。

 

この写真でわかる通り、他の塗料と比べて、凹凸を抑える効果があります。

このサーフェイサーのもつ性質の効果により、塗装面の仕上がりはさらに平滑で美しくなります。

 

また、下塗り剤を必要としない、サーフェイサーや、下塗り剤の役割を兼ねた、プラサフと呼ばれるサーフェイサーの種類もあります。

 

このように中塗り、上塗りの塗料を塗る前に下塗りの材料を塗ることにより。

下地に対して、中塗り材と上塗り材との密着や下地を補強する役割があります。

プライマー、シーラー。

フィラーfiller(埋める物)からくる用語であり、下地の割れや欠損などの凹凸を埋めて下地を調整する下塗り材料などがあります。

 

「外壁塗装は3回塗り」と一般的に言われていますが、このシーラーやフィラーがこの1回塗り目になります。

 

8.屋根の縁切り 【作業日数0.5~1日】

 

もちろん新築後のストレート瓦は塗装をする必要はないので新築後から起算して1回目の屋根塗替えは、「縁切り」は必要ありません。

縁切りを必要とする工事は、初めての屋根の塗り替え工事をしてから数えて、2回目からする必要があります。

※しかし新築後初めてであっても、縁がふさがっている状態だと縁切り工事を施工する必要があります。

 

この2回目の屋根塗替えでは、ストレート瓦の重ね目の隙間にローラーなどで塗料を塗ると瓦と瓦の重ね目の隙間をふさぎこんでしまいます。

これが毛管現象という雨漏りの原因を作り出す可能性が出てきます。

毛管現象

 

 

毛管現象とは、水の入ったコップの中にストローなどの管を入れると、水面の高さより高くなったり、低くなったりします。

この現象は水の表面張力によって生じるものです。

たとえばテーブルにこぼれた水に雑巾の端を少し浸しておくだけで、水が布に伝わって勝手に水を吸い込んでいくのも、この表面張力から生じた毛管現象の特性です。

屋根塗装の場合は、雨水がこの毛管現象によって瓦と瓦の重ね目の隙間をふさぎこんだ部分に雨水が侵入して、雨漏りの原因や建物内部の腐敗の原因を作り出してしまいます。

 

▲雨水の侵入による腐敗は、このようになります。

主な縁切り方法は2種類あります。

 

一般的な「縁切り」とは、塗装完了後に瓦の重ね目のふさがった隙間の塗膜をカッターなどで切って、水の流れをよくして建物内の水の侵入を抑制する工程を言います。

 

タスペーサー

そしてもう一つの縁切り方法は。

タスペーサーという道具を使う方法です。

▲このような形状をしています。

タスペーサーの使い方は、屋根の下塗りが完了した状態で、屋根と屋根の間に入れて適切な隙間をつくっていきます。

 

そのため、屋根の隙間にタスペーサー挿入後に屋根と屋根との間に適切な隙間をつくり、中塗り・上塗りと順を追って進めていきます。

 

またこのタスペーサーを使用した縁切り方法をおこなう業者も増えてきました。

▲なんということでしょう!?匠の手にかかるとこれだけの適切な隙間が・・♡

でもここで誤解していただきたくないのは。

タスペーサーを使っているからいい業者とか、使っていないから悪い業者だといった必須の道具ではないです。

 

あくまでも一つの手法として、このような2つの手法をおのおのの業者は使っているということだけです。

あらかじめご了承ください。

 

9.外壁・屋根中塗り・上塗り【作業日数合計5~10日】

中塗り(2回目)

 

いよいよ塗料を塗る工程です。これまで塗料選びや色選びに時間をかけてこられたと思いますが、この工程で使用されます。

中塗りは1度目の上塗りとも呼べる工程です。
下塗り材の色を消しながら3回目に塗る上塗り材の密着をより高めるといった役割があります。
外壁塗装を美しく仕上げるためには下塗り⇒中塗りでしっかり土台をつくり色ムラをなくし、3回目の上塗り材料本来の特性を出すための重要な工程です。

塗料工事の際は、ホコリや水分がある場合は、しっかりと除去作業を行いながら丁寧に塗装していきます。

 

上塗り(3回目)

上塗り材は家の外壁の美しさを保つ大切な部分です。

艶や色味、色の明度、塗料の質感(ザラザラ感、ツヤツヤしいなど)、外壁の印象部分を与える重要な部分ですが。

上塗りの材料は様々あり、おのおのの材料が持つ特質は様々です。

 

その本来持つ上塗りの材料の特性を出すためには、塗料メーカーが1平方メートル当たりに必要な塗布量と必要乾燥期間がしっかりと明記されています。

そのため、著しく薄めたり。

 

ここまで説明してきた、工程をしっかりできていない、必要な乾燥期間、また適切な塗布量を保って塗ることができなければ、本来持つ上塗りの材の効果を十分に発揮することができません。

 

上塗り材の代表的な4つをご紹介

 

・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
こらら4つの種類が現在頻繁に戸建て塗装で使われている、代表的な塗料です。
アクリル塗料

以前は一番ランクが低く安価だったことから、30年前に広く使用されていた塗料となります。
外壁塗装は多くの場合、10年に1度とよく言われていますが、このアクリル塗料はあまり耐久性がないので早めの塗り替えが必要になってきます。
アクリル塗料の場合、平均すると5年に一度は塗り替えなければいけない耐久性の低さから、現在はあまり使用されなくなった塗料です。
ウレタン塗料

ウレタン塗料は光沢のあるツヤツヤしい塗膜を形成するのが特徴です。

ウレタン塗料は柔軟性と密着性に優れていて、ひび割れしやすいモルタルやコンクリートなどの外壁におススメです。

塗膜性が強いため、下地にひび割れが入っても塗膜を保ちやすく、水の侵入を抑制してくれる効果が期待できます。

色も鮮やかで、新築のようなピカピカな仕上げになります。

費用相場の目安としては1平方メートル、1500円~2000円くらいが目安になります。

ただ欠点は耐久性、8年~10年とされています。

そのため長期的にみると、耐久性の低さからコストパフォーマンス的に落ちます。

 

シリコン塗料

シリコン塗料は現在最も戸建て物件の塗装で使われている、塗料になります。

その理由は、機能性や耐久性を踏まえて、コストパフォーマンスも高いこと、そして気候の変化への対応力、汚れをはじく性能から、外壁だけではなく、屋根塗装にも多く使用される材料です。

費用相場の目安としては1平方メートル、2500円~3000円ほどが目安となります。

耐久性は、おおよそ10~15年と優れています。

 

フッ素塗料

なんといってもフッ素塗料は高い耐久性と、メンテナンスの手間を減らせ、中長期的に見るとコストパフォーマンスが高い塗料です。

フッ素塗料の耐久性の高さは、シリコン塗料よりも結合力が高く、「低摩擦性(汚れが滑り落ちやすい)」「非粘着性(汚れを弾く)」「耐薬品性(酸性雨に強い)」「耐候性(紫外線に強い)」という特徴があります。

費用相場の目安としては1平方メートルあたり4,000〜5,000円ほどが目安となります。

耐久性は、おおよそ15年~20年とされています。

工事の都度に建てる、足場費用、手数料等を踏まえても、中長期的に考えると、かなりコストパフォーマンスが高い塗料です。

 

耐年数が高い塗料を選ぶことによって、
中長期的にランニングコストを抑えることができます。

このようにいくら安い工事費用だと思って決断しても。

 

ライフサイクル的に考えてみると、手間や工事費、足場費用など、中長期的に見るとコストパフォーマンスは落ちてしまいます。

 

上塗り材料の主な効果

・「超低汚染」

汚れにくい性質で家の美観を保ってくれる性質のことを言います。

・「伸縮性」

材料の伸縮性によって、建物のひび割れや歪みから守ります。

・「高耐候性」

多くの塗膜劣化要因の雨・紫外線・赤外線に強い性質を持ち、変質や劣化を塗膜で建物を守ります。

・「「遮熱性」

太陽の光の熱を塗膜が塗装の下地面を覆い隠すことによって、太陽熱を反射させることによって、放射熱をすことによ建物が受ける熱の影響を軽減させる効果があります。

省エネを考えて人気がある塗料です。

 

外壁としっかり密着する性質を持ち、外壁塗装の耐用年数が長いです。ウレタン系塗料の耐久年数は5~8年、シリコン系塗料は8~12年とされるなか、フッ素系塗料の耐久年数は12~15年にもなります。

 

 

10.付帯部2回塗り、鉄は3回塗り【作業日数1~2日】

外壁や屋根以外の部分付帯部と呼ばれる。

シャッターボックス、玄関ドア、庇、軒天、雨樋、雨戸、鼻隠し、破風板、笠木、水切り板金、ポスト等のこれらが付帯部と呼ばれています。

付帯部の塗装を最後に行います。

11.ベランダ(バルコニー)防水 【作業日数1~2日】

続いてはベランダ床の防水性を回復する工事を防水工事といいます。

一般の戸建ての住宅のベランダ床は、木製かコンクリート製が一般的です。

もともとこれらの素材は、ベランダの水の流れをしっかりと処理をおこなわなければ、雨漏りの原因になってしまいます。

主な防水工事の種類は4つです。

トップコートの塗り替え防水

このベランダの床材、木やコンクリートの下地から家の中に水の侵入を防いでいるのは。

防水層と呼ばれる、言わば水の侵入を防ぐために、上層に塗られたバリアになる層のことです。

つまり防水工事とはこの防水層を形成する工事のことを言います。

当然、防水層を形成する場所は、ベランダや屋根等の外気にされされる箇所がメインとなります。

これらの場所は長年の経年によって、雨風や紫外線にさらされ、ダメージを受けている場所です。

そしてこの防水層を保護するために、上から塗るものをトップコートと呼びます。

あくまでこのトップコートだけを塗るのは、防水層の保護目的であって、トップコート自体、防水性を持っているわけはありません。

ベランダ防水ではなく、防水層のメンテナンス的な工事になります。

 

FRP防水

FRP防水の特徴は、ポリエステル繊維とガラス繊維で編み上げられたシートを敷き詰めて、防水層を形成していきます。

繊維状のメッシュシートを敷き詰めて、ポリエステル塗料を上に塗りながら、シートととのつなぎ目をふさぎ込むため、優れた防水性を発揮します。

FRPはFiberglass Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)という意味を持ちます。

そのため、いくら防水性に優れていると言っても、プラスチックは紫外線等に弱いため、定期的なトップコートを塗るメンテナンスが必要となってきます。

 

シート防水

シート防水とは、塩化ビニール樹脂(プラスチックの一種)や合成ゴム製のシートをベランダの下地に接着剤を使用して、防水層を形成する工法です。

このシートの特徴は伸縮性があるため、地震などに強いシートになります。

広くむらなく防水できるために、マンションやアパートの屋上等でよく使用される防水方法になります。

 

ウレタン防水

 

戸建のベランダの場合は、FPR防水かウレタン防水が主流となっています。

このウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を数回重ねて塗ることで、防水層を形成する防水工事になります。

比較的に工事も簡単で、費用的に安価なことから、戸建てのベランダで使用される工法になります。

ただウレタン防水層は、紫外線に弱いという欠点があります。

そのため、5、6年ごとに定期的にトップコートを塗ることで、15年程度ウレタン防水層を保つことができます。

また液状のウレタン樹脂を使うだけなので、ベランダや屋上、バルコニーと万能に防水工事を行うことができます。

 

最後に防水工事については、足場の足がベランダ内にある場合は、足場解体後に行うこともあります。

12.職人チェック、掃除・養生撤去【作業日数1日】

工事が終わると塗り残しがないかをチェックし、養生テープの撤去、ごみなどの清掃をおこない持ち帰ります。

工事の際に取り外したクーラーのホースや、移動した室外機等を元の状態に戻して、もともとの家の状態に戻します。

13.立ち合い最終チェック、手直し【作業日数1~2日】

最後にお客様に気になった点はなかったか確認を取り、細かい部分を隅々チェックしていきます。

その際に工事の不備や塗り直し等があれば、改めて手直しをして、お客さんに再度確認を取り了解後、工事完了となります。

 

 

14.足場・メッシュシート解体8【作業日数1日】

お客様
いよいよ工事の完了にむけてお客様の工事確認後に、いよいよ足場解体とメッシュシート撤去となり、工事の終了となっていきます。

15.引き渡しと、請求書のお渡し【0.5時間~1時間】

さて工事が完了すると、今までの工事の追加工事の有無、最終の工事完了に向けて、引渡書と請求書等の書類作成がはじまります。
この間、2、3日くらいかかる場合があります。
そして引き渡書や請求書等の書類ができると、お客さんとの都合を合わせ。
直接、工事完了の家の引き渡しと、お支払い内容等の説明をして、お支払いという流れで、工事の完了となります。

塗装工事日数と内容のまとめ

ここまでいろいろなことをお話ししてきましたので、けっきょく???

こうなっていらっしゃるかと思います。

最後は簡潔にお話ししていきます。

建物の規模別の施工期間例

 

外壁塗装の大まかな施工日数は、延床面積30坪のお家を丸ごと塗装した場合で10~14日くらい


・30坪の2階建て戸建てで外壁、屋根、付帯部の塗装:10~14日


・40坪の2階建て戸建てで外壁、屋根、付帯部の塗装:13~17日

 

工事の日数と流れ

 

足場組立工事⇒下地の確認や処理⇒シーリング工事⇒高圧洗浄⇒養生⇒さび止め、ケレン⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗り⇒付帯部塗装⇒確認、清掃、養生撤去⇒完了検査⇒足場解体工事⇒引き渡し⇒請求書⇒お支払い

 

足場組立工事【1日】

下地の確認や処理・シーリング工事【2~4日】

高圧洗浄【1~2日】

養生【0.5日~2日】

さび止め・ケレン・(肌合わせ)【0.5日~2日】

下塗り【1日~2日】

中塗り・上塗り【5~10日】

付帯部塗装【1~2日】

確認、清掃、養生撤去【1日】

完了検査【1~2日】

足場解体工事【1日】

引き渡し・請求書発行【0.5時間】

お支払い

 

これはあくまでも目安です。

 

天候や家の状態、環境等で、2~4日延びるくらいで考えていただけると、いいかと思います。

ここまでありがとうございます。

西谷工業、新町が現場からお伝えしました。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

冬季休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

冬季休業期間は、12月29日(金) ~ 1月3日(火)とさせていただきます。

休業中のお問い合わせは、24時間受け付けのメール、もしくはFAXをご利用ください。

期間中にいただきましたご返答に関しましては1月4日(水)の午後以降に対応させて頂きます。

 

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

有限会社 西谷工業

スタッフ一同

雨漏りは天災だと火災保険で対応してもらえるのか?

 

 
家の中で家事をしながらふと見ると、畳に突然水が溜まっている・・
 
えっっ!!
 
びっくりして上を見上げると、シタシタと水が漏れ、天井に濡れたシミが・・
 
最近はこういった雨漏りの連絡が多く弊社への問い合わせをいただいております。
 
 
先月9月18日に鹿児島を襲った台風14号の被害も相当なもので、現在でも多くの案件をいただいております。
 
多くの現場は、雨漏れの応急処置や、保険対応の手続きなど緊急を要する案件が多く、バタバタとしておりました。
 
 
今回の台風被害では、鹿児島県の平地にある家ではそこまで被害は少ないものの。
 
いっぽう高台にあって角地や近隣に空き地がある家には、多くの被害状況が散見されます。
 
高台にあって周りに家が少ないところでは、空いたスペースが起因となり、下からの吹き上げられる強風の通り道となって大きな被害を受けてしまっていました。
 
 
実際に現場に駆けつけてみると、家主さんは動揺していて、どのような対処を取っていいのか分からないといった状況が多いです。
 
 
そのような中、改めて状況を説明していただき、保険の有無を確認しました。
 
 
自分が現在入っている保険の内容も分からないといった方も多かったのですが。
 
保険証書を確認して初めて、火災保険に加入していると分かった方も多くいらっしゃいました。
それもそのはず、こういった非常事態でないと、ご自分で普段からかけている保険証書を、マジマジと観ることはないと言ってもいいでしょう。
 
 
 

自然災害の被害であれば、雨漏りは適用される可能性があります

保険と言いましても、様々なケースがあります。
まずはいったん申請してみないと結果は分からないというのが正直な意見ですが。
結論から言いますと。自然災害であれば、雨漏りは適用される可能性があります。
保険適用のケース
 
「風災」「雪災」「雹(ひょう)災」等の天災被害によるものは適用される可能性があります。
 
今回の場合の多くは、台風被害による影響での雨漏りでした。
そのため、保険を火災保険などに入っていれば、火災保険の適用を受けることができる可能性があり。
また、保険会社によっては、保険が適用されなくても、その会社の条件によっては、「お見舞金」がいただけるケースだってあります。
そうは言っても、雨や雪の吹込みによる雨漏りであっても、適用されない場合もあるので注意が必要です。
保険金と言っても、その家主さんが入っている保険会社や条件等(上限最低金額等)によって対応は異なり、経年劣化と判断された場合は、適用されない可能性があります。
なので弊社といたしましても、お客さんの対応には全力で取り組みますが。
そこの当該保険会社の審査結果が下りるまではその可能性はあっても、保険が適用されるとは断定することができません。

被害発生から、「3年以内」の申請をする

 

この「3年以内」という期限は、保険法で定められている期限です。
そのため、もしあなたが台風被害などにあったら、即座に西谷工業のようなリフォーム会社にすぐにお申込みすることをお勧めします。
この「3年間」という期限が過ぎると、保険適用の時効をむかえ、多くの場合、保険会社から「経年劣化」として判断される可能性が高いので要注意です。

”保険法 第95条
保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、3年間行わないときは、時効によって消滅する。”

 

台風被害の修繕の事例

 
 
ここも今回の台風14号による被害を受けた現場です。
連絡を受けたのは、台風の日の翌日です。
急いで現場に駆け付けますと、場所も田上台の高台にある、吹き上げの強風に被害を受けた現場でした。
瓦や屋根も所々に崩壊して、アンテナも倒れ、かなりひどい状況でした。
この屋根は1メートル範囲で四角く穴が開いており、そこから雨漏りをしている状況でした。
 
もう下地も取れて、早急に雨漏りの応急処置が求められます。
そして初めて見たのですが、所々に壊れている瓦の後は、まるで手裏剣のように隣の家に何個も刺さっておりました。
 
 
こういった天災の多くは、自分のところだけではなく、近隣の家や車やカーポートまで損害が及ぶこともあります。
このような状況だったので家の中も、数カ所雨漏りをしていました。
この現場は、その翌日に応急処置を兼ねて、職人さんを手配させていただきました。
このような悲惨な状態でしたので、緊急を要しました。
 
数枚なくなった瓦も補強し、四角くあいた大きな穴をシートでふさぎ、とりあえずの緊急処置を行います。
 
このような状態になった屋根は、問題も山積みでした。
そして工事を進めていきました。
他にも数多くの案件が、災害の修復を待っていますので、万全を尽くしながらキューピッチにでも本気で丁寧に仕上げていきます。
そして今日、この現場近くを通ったのでちょうど工事完了の確認によってみますと。
もうすでに工事は終わり、職人さんはほかの現場に向かったようでした。
 
職人さんが去った後は、そこがさっきまで慌ただしく工事をしている様子を感じさせないほどの静けさがありました。
 
せっかく来たので、挨拶がてらに家のチャイムを押すと、家主様ご夫婦二人とも家の外に出てきてくださいました。
二人のお顔を拝見すると、大きな安どの顔で私に笑顔で対応してくださり、今終わりましたよと教えてくださいました。
弊社の早い対応に満足している様子で、感謝のお言葉をいただきました。
なにか家のことでお困りごとがありましたら、ぜひ、西谷工業にお問い合わせください。
保険対応のご相談、助成金や、適切な塗り替え時期をしっかりとご提案させていただきます。
ここまで最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

工事が終わらないで欲しい!?

 

残暑が厳しく、天気も崩れやすいですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

最近猛威を払うコロナも、県内でも多くの方々が感染していると聞きます。

 

 

どうかお体にくれぐれも気をつけてお過ごしください。

 

そんな人との対面をはばかられる、人間関係が気薄になりがちな中。

 

弊社のリフォームや塗り替え工事での現場では、できる範囲でコミュニケーションを施工主様達とはかっています。

 

特にこのような状況下で、しっかりとコミュニケーションをはかれているのが。

 

工事現場で毎日、職人さんが予定している工事内容や、工事の結果報告などをしっかりと報告する交換日記です。

 

最近の業者様は電話や電子ツールを使うところも多いのですが。

 

 

もちろん連絡をしない業者様もたくさんいます。

 

 

この交換日記はもちろん弊社にとっても施主様との、貴重な伝達ツールですし。

 

 

家主さんからも手書きの職人さんからの報告書は、心が伝わるツールとして喜ばれています。

 

もう今時聞かなくなった、心と心が結ばれたペンフレンドなんです。

そして正直に申し上げますが。

 

 

このコロナ禍や連日続く雨の影響で、工事が遅れることもあります。

 

そんな時でも、簡単にLINEや電話だけで報告するのは、どこか味気なく感じてしまいます。

 

どんなことを今日はやったのか?

 

 

明日は何をやる予定なのか?

 

 

そして今日は工事に来るのか、来ないのか。

 

 

それが分からないと、家主さんだって不安ですよね?

 

 

別に家主さんが工事の専門知識がなくても、工事のおおまかな流れや、日程を報告してくれて、ある程度の工程の流れが分かると。

 

 

本当に家主さんは安心されるんです。

 

 

中には工事の期間中、家にいらっしゃらない施主さんもいらっしゃいます。

 

 

そんな中でも、毎日のように報告することってお客さんの安心につながるんですよね。

 

 

家主さんがいない間に我が家で何が起きているのか、本当に気になりますからね。

 

 

また一方、ほとんど家にいる施主さんは、工事のある一定期間中、職人さんと何度も顔を合わせることになります。

 

 

これ弊社の自慢なんですけども、職人さんたちってすごく仕事マジメで、愛想のいい人が多いんです。

 

よく現場が終わって、家主さんとお話しすることがあるんですけど。

 

 

弊社よりも、職人さんのファンになっている施主さんが多いのに驚きます。

 

 

工事から一、二年経った後でも、「〇〇さん元気」って職人さんのお話をされるお客様が多いんです。

 

 

その時の工事エピソードを、職人さんの話を交えて鮮明にお話ししていただきます。

 

 

マジメで責任感が強く、よく働く職人さんたちは、近所でも評判だったよなどと聞くんです。

 

 

まったく関係のない隣の家の人が、職人さんたちに毎日、差し入れしてくれたり。(笑)

 

 

つい最近もこんなことがありました。

 

 

弊社の事務所に電話をかけていただいたお客様に。

 

 

「ああ、もう工事が終わったから、毎日来ていた職人さんたちが来なくて、会えないのが寂しい・・」

 

 

と言われました。

 

 

そんなすごく家主さんと仲良くなる職人さんたちに感謝です。

 

 

工事が終わらないで欲しい・・

 

 

そんな気持ちだったのではないでしょうか?

 

 

こんな人と人との関係が気薄な時代でも、人と人とのつながりは、心でつながるのだなと感じる心温まるお話だったので。

 

 

ブログで書かせていただきました。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

今回も西谷工業、新町が書かせていただきました。

 

 

お盆休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ではございますが、8月11日(木)より8月15日(月)までの間お盆休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

連休期間中に頂きましたメールへのご返答は、8月16日(火)以降に、順次行ってまいります。
ご返答までに少しお時間をいただく場合がございますことを予めご了承下さい。

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

 

有限会社 西谷工業
スタッフ一同