親方ひげちゃんのBLOG

鹿児島の屋根の補修業者が教える失敗しない選び方

屋根の修繕を考えている人で、どこに頼んでいいのかわからない。

業者選びで失敗したくない。

台風や地震や豪雨などの、突然の自然災害による屋根補修を考えている人に向けて書かれた記事です。

今回は鹿児島の屋根修繕のプロ西谷工業の新町が赤裸々に屋根修繕業者のすべてをお教えします。

 

きっとこの記事を最後までお読みいただくと、屋根修繕業者のすべての正しい知識が理解できて、失敗しない業者選びができるようになります。

あなたの大事な時間を奪わないためにも有益な情報をお届けいたします。

ぜひ、最後まで読んでみて参考にしてみてください。

 

はじめに屋根の修理が何よも先というお話

 

まず、屋根修理がもっとも先だというお話をしたいともいます。

 

分かりにくい屋根の劣化

 

以外にも屋根に上ると、屋根の劣化やコケが生えていたりと、劣化の進み具合が分かりずらいものです。

内装や他の工事はもちろんですが、一番先に手をつけなければならないのは、屋根や外壁修繕が何よりも先です。

雨漏りしている状態でいくら内装をして家を綺麗にしても、雨がしみ込んできたらせっかくの内装だって悪くなって意味ないですもんね?

つまり屋根の修繕を怠ると、他の部分まで被害が起きてしまう、二次的被害が出てくるからです。

 

なのでやはり屋根は特に気をつけておきたい部分です。

手遅れになったら、結構なお金や時間が修復への負担にかかってきます。

ひどいときには、建て替えという最悪な事態もある事を考えておきましょう。

 

ポイント1:屋根を専門に修繕する業者はどういったものか?

 

屋根修理と言っても、屋根の修繕を頼むことができる業者は大きく分けて、工務店、リフォーム会社、塗装屋業者の3種類があります。

その3種類の詳しい説明は後で説明します。

ここで説明するのは、屋根の修理を専門に行う業者の説明です。

屋根の修理を専門に行う業者は、主に二種類あります。

結論から言うと、屋根の下地や瓦の修繕を行う、瓦葺工と。

金属系の建材を加工して取り付ける板金工の2種類の専門業者がいます。

ぜひ憶えておきましょう。

まずはこの2種類の業者の違いについて説明いたします。

 

憶えておきたい屋根修理業者の主な2種類の工程

・瓦葺工

まず屋根工事を専門に行う業者は屋根ふき工、または屋根葺職人(屋根職人、屋根屋、屋根職、葺き師)などと呼ばれる人を指します。

主にこの瓦葺工はわが国の伝統的な陶器瓦(粘土瓦)を扱う職人のことを呼んでいます。

その中にも専門に取り扱うもので業種が分かれまして、主に取り扱う屋根材が専門化している屋根ふき工は瓦なら瓦葺工(かわらぶき工、瓦葺職人)、スレートならスレート職人などと呼ばれたりしています。

 

・板金工

そして次は板金工です。

先ほどの瓦葺工は陶器瓦を専門に取りおこなう専門分野に対し。

一方、板金工というのは、金属系の建材を加工して取り付ける職人さんのことで。

板金工事業を専門的に行う板金工は、建設業の許可の中でも独立した専門分野の工事として認められています。

屋根施工後

このようなトタンやガルバリウム鋼板などの建築用の鋼板を使った屋根は、板金工職人さんが施工します。

 

施工後

ただし、コロニアルやアスファルトシングルは板金工でも瓦葺工でも施工することができます。

屋根棟錆止め塗付作業

ここまでで覚えておいてほしいことは、それぞれの専門分野がありますので、屋根工事業者だからといって。

全ての屋根工事を請け負えると思うことは早計です。

当然日本の家屋の多くは、主に瓦やスレートの取り扱いが多く、瓦は瓦葺工(かわらぶき工、瓦葺職人)、スレートならスレート職人が中心に行っているのが現状です。

そしてトタンや金属系屋根材は専門である、板金工が中心に行っているので専門が分かれているのです。

そうはいっても、どの業者が我が家に適している業者かここまで聞いてもピンとこないと思います。

そこであまり知識がなくても、失敗しない業者を選ぶ方法をお話ししたいと思います。

 

屋根修理業者の選択方法

 

業者選びのコツは、口コミかインターネットや電話帳、広告等といったところで探すのがやはり主流です。

そこでその中で、それぞれどういった風に探すのかご紹介します。

 

インターネットで探す

インターネットで検索してみると、ポータルサイトなどで、様々な業者を探すことができます。

ポータルサイトというのは、インターネットを検索すると、屋根の修理業者を一括して見積までできる便利なオンラインサービスのことです。

その便利なサービスを利用する際に必要なのは。

工事内容と、メールアドレスを登録するだけで、見積ができるサービスなので、気軽に見積を取ることができます。

オンラインサービスによって、お客さんに代わって見積内容をあなたに代わってお断り代行サービスを行うところや。

保険についての相談に乗ってくれるところと、様々なサービスがありますので。

ご自分に合ったサイトを選んでみてください。

そのサイト内で、しっかりと安心できる優良業者選定を行っていたり。

事前にお客さんの過去の評価で業者選びができるなど、柔軟に対応しているサービスもあります。

ただ各サービスで、見積結果が分かる期間だったり、紹介してくれる業者の数など、それぞれのサービスの内容が違うので、よく検討してみてください。

 

家を建てた際の工務店やハウスメーカーに相談する

新築工務を請け負う工務店やハウスメーカーは、アフターサービスなどのサービスが充実している場合も多いので、時間がったってちょうど頼みにくい期間かもしれませんが、遠慮なく聞いてみてください。

よくよく当時の契約を見てみると手厚い保証や、すごいところでは数十年に及ぶ保証をしているところもあります。

なのでいくら時間が経っていても、遠慮なくたずねたり、相談してみるのもいいかもしれません。

その保証内容によっては、無償でサービスを受けれる可能性だってあるかもしれません。

まずは、サポートの窓口に相談してみましょう。

 

チラシやネット広告から探す

チラシやポスティング、ネットで自社広告などで広告している業者は、地域密着型の業者が多いです。

メリットとしては、対応の早さや、その地域特有の施工情報を持っているため、アドバイスが的確でスムーズに相談が進みやすいのがメリットです。

そうはいってもチラシやネット広告だけでは判断しずらいので、その会社のホームページなどで改めて情報収集をすることをお勧めします。

また、無料の相談会や展示会やセミナーなどを行っている場合も多く、実際に足を運んでみて納得できる業者を選ぶことをお勧めします。

 

知人や自治体からの紹介

やはりどんなにネットで調べても、実際に施工を体験した人や信頼できるところからの紹介は安心できますよね?

西谷工業も、紹介が本当に多くお客様に本当に恵まれ、日々感謝です。

なので近隣の方や知人などが業者を知っている場合は、詳しく内容も聞けますし、スムーズに紹介してもらいやすいケースが多いですよね。

親交がある知人の紹介なら、見積から修繕までスムーズに進むことでしょう。

ただ気をつけなければいけないのは、紹介してもらった業者の対応で思った感じと違うなと感じても、なかなか断りにくいのがネックです。

そこら辺もしっかりと考えて、考慮して紹介を受けてください。

また各自治体でも修理業者を紹介しています。

自治体の一定の水準の管理の中で厳選された業者なので、信頼に値する業者も多く、地元に根付いた地域の業者さんが多いと思います。

鹿児島の年間の気候は、夏は暑く、蒸し暑く、ほぼ曇り、冬は寒く、風が強く、ほぼ晴れ、年間を通じて湿度が高いんです。

なので地域密着型の業者さんなら、このような鹿児島の地域性を理解した修理を行ってくれるので、大手の会社よりも安心です。

詳しくは自治体の公式ホームページで確認してみてください。

たとえば、鹿児島市ホームページと検索して。

鹿児島市の公式ホームページにアクセスします。

 

そして上のタグに、「産業・しごと」というタグを開いたら、

上の写真の検索窓に、「屋根修理業者」と入れます。

そして指がさしている「検索」をポチっと押します。

すると、自治体がある程度の基準をもうけて推薦する業者や鹿児島市からの工事までのアドバイス、工事の時に頼りになる助成金などの情報が、羅列して出てきます。

ちなみに弊社、西谷工業もしっかりと、推薦されております。

このような各自治体の公式ホームページで、推薦されている情報を参考にされるといいでしょう。

 

避けるべきことは業者選びの失敗

最も避けるべきことは、経験不足や手抜き工事、、、

業者の経験不足や手抜き工事などで、わずかリフォーム後8年もたたずに雨漏りがすると弊社に相談に来られたことがありました。

もちろん前工事を受け持った業者さんはウチとは違う業者さんでした。

なんといっても雨漏りの最悪の場合は、屋根全面を張り替える工事になります。

その工事の場合も、実は全面を張り替えることとなりました。

金属屋根だったり、全面を貴金属で上からカバーするカバー工法だと、局部だけの修繕が難しいためです。

失敗しないための業者選びの基準

さて失敗しないための基準をお話しします。

まず先ほどは屋根修理を専門に行う業者の説明でしたが、屋根の修繕を行える業者はいくつかあり、修理業者を大きく分けると、リフォーム会社、塗装業者、工務店があります。

それぞれの特徴について、説明してきます。

リフォーム会社は全てを一括して工務を行える

このリフォーム会社は業務上、足場工事、木造工事、建築工事、塗装工事と建築全般を幅広く、複数の工事を請け負える特徴があります。

なのでこの工事はあの業者、あの工事はこの会社と頼むことなく、すべて一括して任せることができ、手間がかからず、対応の早さや工程の段取りがスムーズに進みやすいメリットがあります。

しかしこのような便利な反面、業者によって技術や段取りレベルに差が出てくるのも事実です。

ノウハウや経験のない業者を選ぶと、大きなしっぺ返しがきて、劣化が進む恐れもあるので気をつけておきたいところです。

雨漏りなどの工事の場合は、複数修繕箇所や複合した修理箇所が出やすいものです。

一括して工事を任せたいときは、リフォーム会社に依頼するのをお勧めします。

 

塗装業者は金額面がお得

 

塗装業者は足場工事や塗装工事を同時に行う場合が多いです。

そのため複数の工事を一括して請け負うため、一括して依頼することができ、その上コストパフォーマンスが高いというメリットがあります。

それは一括して会社が請け負うため、余計な中間マージンが発生しないためです。

ただ塗装だけしかしない業者がいるため、その場合は、中間業者を挟むために、コストが割高になる場合もあります。

なので事前で確認をしておくと安心です。

なので屋根修理の後に、塗装も複合して行うつもりなら、全工程を一社で行い費用が安くすませられる塗装業者にお願いするのは。

修繕費用を抑えたいと考えている方にはお勧めです。

 

工務店はスピーディーな対応

補修

 

工務店は、店舗工事や木造工事、リフォームや増改築、新築工事だって幅広く工事を請けおっています。

ただ工務店と言っても、大小さまざまな規模の会社が玉石混交しています。

家族経営の小さな個人でやっている小さな工務店もあれば、全国的に大きく営業をかけている大きな工務店とその種類は様々です。

お勧めは地域密着型の工務店は、機動性が良くスピーディーな対応をしてくれるので、すぐ駆けつけてくれて対処してくれることがメリットです。

ただそんな工務店でも、その業者によって工事をできる内容が違います。

屋根の修繕を行ったとしても、仕上の塗装はできないので、下請けの業者に任せるということもよくあります。

こういった場合は、中間マージンが入ることによって、価格が割高になる可能性があるので気をつけたいところです。

 

屋根修繕会社の選び方

ここまで業者の選び方の基準や、業界の構造や選び方の方法をお話してきました。

そしてご自身の希望に合った修繕を成功させるためには、正しい選び方を理解しておきましょう。

 

施工管理者がいるところを選びましょう

工事を請け負う際に、「この工事は職人さんだけで対応するの?」とか、「お宅の会社全員の社員が、職人さんなの?」などとよく問い合わせをいただきます。

その質問ごもっともなんです。

実は工事と一言で言っても。

「現地調査」「応急処置」「積算」「お見積り作成」「打合せ」「工程日程決め」「契約書作成」「近隣対応・あいさつ回り」「足場組立の管理」「材料発注」「クレーム対応」「工事完了報告」「アフターフォロー」等とザッとあげてもこんなにあります。

実際に工事に入る際に実務以外の多くの仕事をこなさないと、なかなか工事が円滑に進みません。

もちろん、工事の内容にも大きく影響してくることなのです。

結構これだけの数の業務を、職人さんだけでなんとか切り盛りしている個人や会社もあります。

ただ職人さんだけでここまでの業務を完璧にこなすことができないのが事実なんですね。

そのため、屋根修理と一言で言っても、実務以外の業務を請け負う施工管理者の存在が大切です。

施工に入る職人さんは、屋根だけに集中して正確な作業を行うことが、工事を正確、安全スピーディーな施工につながるためです。

なので理想としては、職人さんと施工管理者が別々の役割でしっかりと分けられている会社が理想です。

3社程度の相見積もりを取りましょう

ここまで説明してきました、間違わない業者選びですが。

やはり最後には相見積もりを取って、他の業者と比較して納得した会社に依頼するのが失敗しない業者選びのコツにもなります。

ここまで読んでこられたあなたであれば、価格だけが判断基準でないのはもうお分かりかと思います。

どんな営業マンが対応してくれたか?

自分の要望にしっかりと寄り添って提案を出してくれたか?

ちゃんと安価な価格だけではなく、しっかりとした営業マンの対応の見極めが、施工の対応にもつながることを理解していただけたのではないかと思います。

ただ相見積もりは、多ければいいということではなく、2,3社くらいがいいと思います。

ただ数多く見積もりを取って情報過多になって、分からなくなるよりも。

2,3社くらいが、ちゃんと比較検討するには十分な数でお勧めです。

ただ突然の台風や自然災害の時の屋根の対処を依頼するときは、相見積もりを気をつけてください。

きっとあなたの案件だけではなく、多くの依頼が一度に来て、応急処置などの対応で忙しさに追われているはずです。

そんな時に相見積もりを取ろうとすると、多くの依頼が業者に来ているので。

不確実性な依頼に面倒くさがって相手にされない場合があります。

なので、そういう時は、業者さんの支持に従って対応してもらった方が、結局迅速に処置してもらって、余計な手間とお金がかかりません。

屋根修繕の業者の探すための流れ

さてここまで屋根の修理の選び方を説明してきました。

今度は屋根の修繕の業者選びの流れを説明したいと思います。

屋根の種類や状態から業者を選択する

 

屋根の修繕や雨漏りと言っても、多くの原因が考えられます。

例えば屋根の瓦の劣化や塗装の劣化、棟包みの劣化、塗装なのか、瓦なのか、はたまた部分的な下地のやり替えや葺き替えなど、その状況で対処が違います。

屋根の修繕業者さんと言っても、下記のようにいろいろな会社があります。

  • 地元の工務店
  • 塗装業者
  • リフォーム業者
  • 大手リフォーム会社

 

救急な屋根の応急処置であれば、地域密着型の工務店なら対応が早いでしょう。

でも部分的な葺き替えや塗装なのか、原因が複合的に考えられる場合は、様々な対応を総合的にできるリフォーム屋さんと塗装屋さんが一緒になったところに依頼するといいでしょう。

そして私が最もおおすすめするのが、地域密着型のリフォーム型と塗装屋さんが一緒になった会社です。

そういうリフォーム屋さんと塗装屋さんが一緒になったところは、雨漏り診断士や雨漏り修理の専門家がいるので、ついでに雨漏りの診断までしてくれるので安心です。

そのような主な会社のメリットは。

 

・中間マージンが発生しない

・地域の気候に沿った工事ができる

・屋根工事を含め総合した工事ができる会社が多い

・自分の要望に細かく沿った施工をしてくれる

 

やはり屋根修理の場合、ほとんどの場合が他の修繕箇所が出てくることがほとんどです。

そのため、箇所ごとにそれぞれ別々の業者を頼んでいたら。

それぞれの見積や足場の有無など、余計な中間マージンや、手間と時間がかかってしまいます。

その点、一度に総括して修繕を行ってくれる業者の方が、だんぜんリーズナブルです。

長く家族が暮らす家だからこそ、約10年ごとの家のメンテナンスに、安心できる業者を早目に見つけることは次回の業者選びの手間など、気苦労が減りますので。

ぜひ、納得できる業者を選んでみてさい。

最後に突然の大きな出費は保険を賢く使いましょう

 

突然の豪雨や台風などの自然災害で、ご自宅がもし被害を受けたとき。

いきなり百万円を超える費用が必要になった場合。

かなり大きな出費なので、すぐにそのような大きなお金を工面できるとは限りません。

そんな時は、ぜひ火災保険を検討してみてください。

もしかしたら火災保険なのに、水害で使えるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが。

なんと火災保険の中には、基本的に標準として水災補償とよばれるものが入っている場合があります。

もちろん全部とは言いませんが、対応していない場合もあります。

ただその場合もかなりマレなケースです。

主なこの補償対象は、豪雨による洪水、暴風雨や台風、土砂崩れ、高潮などで水災被害などの場合に適用されます。

その場合、かけていた火災保険でその修繕費用を利用することができるのです。

なので契約内容を改めて確認しておくことが大切です。

火災保険で補償が適用されるとしたら、損害への補修が火災保険で賄うだけで元の状態に戻すことができます。

ぜひ、契約時の確認と、そのような急な事態が生じたら、火災保険にまずは補償確認を取ってみてください。

弊社、西谷工業も、様々な状況や、お客様の要望に寄り添った、屋根修理のご提案をさせて頂いております。

ぜひ、ご相談ください。