どんな塗料があるの?
塗料 | 塗替年数 |
ウレタン | 7年 |
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シリコン | 10年 |
アステック | 15年 |
フッ素 | 20年 |
光触媒 ECO EX | 20年 |
塗料によって次の塗り替えまで年数が変わってきます。
また、塗料の質は確かですか?“○○入り”という言葉に注意です。どれくらい成分が含まれているかで機能性が変わってきます。塗ってからでは遅いです!塗料の特徴などをしっかりご説明します。
質の悪い材料を使って工事した建物と良質な塗料を使って丁寧に工事した建物は、完成時に見た目の差は殆どありません。数年経ってから不具合がでてきます。
塗り替えの目的はお化粧直しではなく、お住まいを守り続けること。美観の持続に特化したもの、とっておきのエコ塗料など、塗料も多種多様。高価な塗料が良いというわけではありません、建物周辺環境も考慮し、お住まいに合った塗料を選ぶことが大切です。
塗料の種類 | 塗料の特徴 | デメリット |
耐久年数目安
色褪せ年数 |
塗料特徴グラフ |
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光触媒 | 汚れ防止を優先する方におすすめ。太陽光と雨の自然の力でセルフクリーニング効果があり、環境にもやさしい。 | 酸化チタンで出来ているためツヤ有りができない。 5部艶までしか出来ません。 |
約20年~
約15年~ |
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フッ素 | 耐久性を優先する方におすすめ。長期間にわたり変退色、艶引けがなく、耐久性において最高レベル。 | コストが高めで、塗膜が硬いものが多く、ひび割れしやすいので注意が必要です。 |
約20年~
約18年~ |
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ピュアアクリル | 超耐久性でありながら、防水に必要な高弾性を有している、非常に優れた塗料。 | トータルメリットは大きいが、コストは高め。純度の高い樹脂を使用した水性塗料のため、冬場の施工は工期がかかる。 |
約15年~
約13年~ |
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シリコン | 価格と機能のバランスが良い。カラーバリエーションを楽しみたい方に最適。 | 次の塗り替え時期までの充分な耐久性がなく、建物を守り続けるには不十分な場合もある。 |
約10~15年~
約5年 |
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ウレタン | 一般的に良く使われている塗料で、価格と機能のバランスが良い塗料。 | 耐久性が劣るので、長期的な外観維持には不向き。 |
約7年~
約3年~ |
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アクリル | 価格が安く、定期的に色の塗り替えを楽しみたい方向きの塗料。 | 耐久機能が有効な間は防水機能があるが、外壁を保護する塗料としては、おすすめできない。 |
約3~5年~
約3年~ |
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クリア | サイディングなどの下地の色や規模を活かす場合にクリアは最適であり、艶を蘇らせ、汚れ防止に優れる。 | 塗膜が硬く、ひび割れしやすいため、防水機能が劣る。 |
約5~15年~
フッ素クリアー15年 材料で違います |
せっかく高い施工費を出して塗り替えをしても、すぐ色褪せてしまったらまた塗り替えを検討しないといけませんね。
塗料をお選びの際は、耐久年数ももちろですが、色褪せが始まる年数も重視してください。
塗料をお選びの際は、耐久年数ももちろですが、色褪せが始まる年数も重視してください。